ハーバード留学/研究員記録

純国産(純ドメ)の日本男児。 総合商社でアメリカ、中国の投資の仕事をしてきた後、 ビジネスと政治経済の融合を目指してハーバード大学ケネディスクール(Harvard Kennedy School)に留学。 修士課程を卒業した後、現在は同大学の研究員として中国にて現地調査中。 アメリカや中国で感じることについて書いていきます。

2013-09-24から1日間の記事一覧

遂に上海でフェイスブック、ツイッター本格解禁か

数日前の投稿「中国への誤解(海外情報は完全統制されている?)」にて、VPNを経由して、既に中国本土でも事実上フェイスブックやツイッターが利用できるようになっていることをお伝えした。 本日付けの香港紙South China Morning Postは、今月末に新しく設…

ハーバードで語るアメリカの東アジア戦略(3)

前々回の投稿「ハーバードで語るアメリカの東アジア戦略(1)」では、現在のアメリカにおいては、これまでの冷戦システムと日米同盟についての見直し論が出ていることをご紹介した。筆者が実際に接したアメリカ人の中には、かなりあからさまにチャイナシフトし…

ハーバードで語るアメリカの東アジア戦略(2)

前回の投稿「ハーバードで語るアメリカの東アジア戦略(1)」では、アメリカにとって、日本のステディとしての立場が盤石ではなくなってきていることをご紹介した。冷戦の終結と、中国の台頭が不可避的に、日米関係の見直しをも迫っている。 アメリカとの良好…

ハーバードで語るアメリカの東アジア戦略(1)

誰もがアメリカの戦略に注目している、といって過言ではない。特に、日中対立については、グローバルテーマとなっているため、アメリカにとって「対岸の火事」ではなく、紛れもなく当事者としての判断を行っている。 日本語のメディア、あるいは中国語のメデ…