ハーバード留学/研究員記録

純国産(純ドメ)の日本男児。 総合商社でアメリカ、中国の投資の仕事をしてきた後、 ビジネスと政治経済の融合を目指してハーバード大学ケネディスクール(Harvard Kennedy School)に留学。 修士課程を卒業した後、現在は同大学の研究員として中国にて現地調査中。 アメリカや中国で感じることについて書いていきます。

外国語学習

体験的TOEFL(英語)学習法 (8) ちょっとハイエンドな英語情報源

前回の投稿ではスタンダードな英語メディアの選択肢についてご紹介したが、今回はちょっとハイエンドな英語の情報源について、筆者の北米駐在時代、留学時代の経験に基づいてご紹介したい。(1)ハイエンドな海外旅行情報筆者は大学時代、新しい土地に海外旅行…

体験的TOEFL(英語)学習法 (7) ぜひ挑戦したい英語メディア

結局英語はコミュニケーション手段であり、情報収集のツールであるため、日本語メディアで手に入る情報なのであれば、わざわざ英語メディアに手を出す必要はないと感じる。但しやはり英語でしか手に入らない情報は多く存在し、海外で活躍することを目標とし…

体験的TOEFL(英語)学習法 (6) 英語メディアを日常的に活用する方法

筆者としては「TOEFL、このイマイマシキ難物 」で申し上げた通り、TOEFLが単なる試験対策に止まらず、「真の英語力」を鍛える上で有効な学習と感じている。一方で、試験を突破して留学をしても、欧米英語メディア(新聞、雑誌、テレビ、映画)の内容を「日常…

ハーバードの最強語学プログラム (5)

気が付くと、「倍返し」を誓ってから試行錯誤を続けながら、毎日夜中の2時、3時まで中国語と格闘して4か月余りが過ぎていた。最初は暗中模索の日々であったが、次第に自分でも実感できるほどに、中国語は上達していった。 相変わらずしばらくは一人シニア学…

ハーバードの最強語学プログラム (4)

マシンガン質問が1時間余り続き、ようやく初回の授業が終わった。まさにハチの巣にされた気分であった。茫然自失で教室を見渡すと、なんと先程まで話しかけても、微妙な反応だったイケメンとビルゲイツが、「いやぁ、やっぱり中級クラスよりも"多少"難しいよ…

ハーバードの最強語学プログラム (3)

若き大学生でごった返す語学棟に、突然のシニア学生の来訪、明らかに戸惑っている感が伝わってくるイケメンとビルゲイツ。もう一度「ニーハオ」と言ってみた。今度はイケメンが「ニーハオ」と答えてきた。なんともぎこちない。やはりケネディスクールのプロ…

ハーバードの最強語学プログラム (2)

ということで、妙ないきさつから「上級ビジネス中国語」を履修することになった。ハーバードの学部では授業に使用する教科書は、COOPと呼ばれる生協で購入することになる。 ちなみにCOOPには教科書だけでなく、壮絶な数のハーバード・グッズが販売されている…

ハーバードの最強語学プログラム (1)

筆者が留学を決断した時には、ひとつの野望があった。「せっかく仕事から離れるのだから、仕事をしていてはできないことをしてやろう」と。そのひとつが語学であった。 留学前に東京でお会いした、某有名ITコンサルティング会社の社長の方のアドバイスも背中…

体験的TOEFL(英語)学習法 (5)

(5)最新のネットツールを活用する 筆者は大学受験時代、国立受験5科目の内、英語が最も苦手な科目であった。なにしろ受験参考書はツマラナイこと極まりないし、外国語学習という割に田舎の県立高校であったため周囲に外国人は皆無の状態、モチベーションも上…

体験的TOEFL(英語)学習法 (4)

(4) Writing能力とSpeaking能力をどう高めるかシャドーイングによってListening能力が高まった段階で、WritingとSpeakingの能力開発に進むことが望ましい。重要な点は、リスニング力が中途半端な状態で、WritingとSpeakingに進まないことである。相手の言っ…

体験的TOEFL(英語)学習法 (3)

(3)シャドーイングを続けていくコツ 「体験的TOEFL(英語)学習法 (2) 」でご紹介した4冊の参考書は、内容がアカデミズムで難易度が比較的高い。TOEFL ibtの試験問題のレベルにほぼ一致しているものの、これらの硬派な教材だけでモチベーションを維持できる…

体験的TOEFL(英語)学習法 (2)

前回の投稿「体験的TOEFL(英語)学習法 (1) 」でご紹介した2冊の書籍を完了すれば、かなり難易度の高い英文でも、他者の助けを借りず自分自身で「精読」の状態で、読み進めていけるようになる。 精読できる状態になったところから、リーディング問題、リス…

体験的TOEFL(英語)学習法 (1)

TOEFLの件を投稿したところ、ブログを見てくれた友人から「どのように勉強すればいいのか?」と質問を頂いたので、大変僭越ながらあくまで参考まで、TOEFL ibt(英語)の学習法について自身の体験に基づいてご紹介しようと思う。 自身の体験というのは、筆者…

TOEFL、このイマイマシキ難物

筆者は留学時代、ちょうど安倍政権がTOEFLを日本国内の全大学の入学試験に義務付ける方針を打ち出したタイミングであったこともあり、エズラボーゲル先生の私塾や、他の日本人留学生の方との会話の中で英語試験TOEFLについて、かなり多く議論させて頂いた。 …

意外?「ジャパン(Japan)」は、もともと中国語、、、

以前の投稿「オモシロキコトモナキ英語ヲ、オモシロク」では、日米中3か国語を学ぶ中でのオモシロキコトとして、「侵略(invasion)」と「国際連合(United Nations)」を例に挙げて、翻訳の過程で発生するギャップについてご紹介した。 ところで筆者は、昔…

オモシロキコトモナキ英語ヲ、オモシロク

「オモシロキコトモナキ世ヲ、オモシロク」は、有名な高杉晋作の辞世の句であるが、世の中全てとは言わないまでも、外国語の勉強はオモシロキコト少なく骨が折れる。ブログタイトルの通り、純国産ドメスティック出身の筆者も、英語、中国語の習得には厳しい…