ハーバード留学/研究員記録

純国産(純ドメ)の日本男児。 総合商社でアメリカ、中国の投資の仕事をしてきた後、 ビジネスと政治経済の融合を目指してハーバード大学ケネディスクール(Harvard Kennedy School)に留学。 修士課程を卒業した後、現在は同大学の研究員として中国にて現地調査中。 アメリカや中国で感じることについて書いていきます。

2013-10-21から1日間の記事一覧

リアル・チャイナとジオポリティクス(10)

筆者がこれまで経験してきた国際交流のキャッチフレーズは、言うなれば「みんなと仲良くなって平和な世界を作りましょう」であった。これは世界が理想状態にあり、性善説を前提にしたものだと思う。 しかし理想の世界ならば、警察はいらないし、アメリカ軍は…

リアル・チャイナとジオポリティクス(9)

筆者が体験したもう一つの中国の側面、「人民日報や中央電子台を信頼する一般庶民」もご紹介したい。人民日報(新聞社)や中央電子台(テレビ局)とは、日本でいえばNHKをより国営放送にしたような新聞とテレビである。厳しい政府の検閲の結果、流されている…

リアル・チャイナとジオポリティクス(8)

以下、「リアル・チャイナとジオポリティクス(9)」へ続く。> このブログの記事一覧へリンク